DeNAが反撃の糸口も見つけられないまま、敗れた。得点は初回、蝦名の1号ソロのみ。3回途中からは1人の走者も出せないまま、20人連続凡打に打ち取られた。尻上がりに調子を上げたオリックス山崎福には、緩急で揺さぶられ、継投では本田の力強い球に押し込まれ、最後は平野佳の投球術に屈する展開。三浦大輔監督は「(相手投手は)良かったですけど、何とかしなきゃいけなかった。あのチェンジアップにうまくやられたなと」と力なく話した。

チームはこれで借金7と今季ワーストタイ。3日からは本拠地での交流戦は最後となる楽天3連戦を迎える。好スタートを切った交流戦だったが、4勝5敗となった。打線も2試合連続1得点にとどまる。指揮官は「うーん、そうですね。先制できた後、続かなかったし、相手投手も尻上がりに良くなって来ましたし。4回以降ランナー出せなかったですから。引きずらないようにするだけですね。クリーンナップもうまく抑えられましたけど、状態が悪い訳じゃないので、これを考え込みすぎずに、もちろんやられたことは反省しないといけない」と、必死に前を向いた。

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