日本野球機構(NPB)は13日、本年度「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞(MVP)および日本生命賞を発表した。日本生命保険相互会社より、MVPは賞金200万円、日本生命賞は賞金100万円が贈られる。

MVPは、ヤクルト村上宗隆内野手(22)。打率3割5分1厘、6本塁打、13打点。全18試合に4番三塁でフル出場し、勝ち越し打2本、逆転打2本、サヨナラ打1本と勝負強い打撃を見せながら、選んだ四球は全選手中最多の18。チームを18年以来2度目となる日本生命セ・パ交流戦1位に導いた。

日本生命賞セ・リーグは、阪神大山悠輔内野手(27)。打率3割1分8厘、7本塁打、21打点。全18試合に先発出場し本塁打と打点の2冠を達成。球団初の交流戦本塁打トップとなった。先制打を6度放った打撃で、最後まで優勝争いを繰り広げたチームの勝利に大きく貢献した。

同賞パ・リーグは、オリックス杉本裕太郎外野手(31)。打率3割9分1厘、3本塁打、10打点。全18試合に先発出場。その内15試合で安打を放ち、マルチ安打も9試合と安打を量産。全選手中最多の27安打を放ち、交流戦首位打者を獲得した。