ソフトバンクの3年目左腕、大関友久投手(24)が、左のエース候補としての自覚を語った。日刊スポーツの企画「もっと! もっと! もっと! しゃべりタカ」に登場。今季は先発ローテーションに定着し、すでに4勝。防御率も2・47と安定している。主に女房役を務めてきた渡辺陸捕手(21)とは、千賀-甲斐に続く育成出身バッテリーだ。近い将来は2人で世代交代をけん引する決意を明かした。【取材=只松憲】

【ソフトバンク】大関友久「千賀-甲斐」に続け、渡辺陸と育成バッテリーで世代交代けん引する

大関が先発ローテーションに入ってから3カ月弱。ようやく独自のルーティンを確立した模様だ。1週間の過ごし方は「投げた日とその次の日は何も動きません。肩回りを冷やすだけで、クールダウンもせずに完全に休みます」。通常は登板2日後に休む投手が多いが「僕はそっちの方がいいので」。勝負メシは…なんて突拍子もない質問には「勝負メシではないですけど、最近は試合前に消化の良いうどんを半分だけ食べています。エネルギー補給です」。先発投手としての自覚を感じた。

思えば初完封した5月7日の敵地ロッテ戦から、5週連続で中6日登板。初のローテ定着で疲れが出てきてもおかしくないが、自分の体に合った調整法を見いだした。過去に大きな故障もなく、まだ24歳と若い。先発陣の柱になってほしい。【ソフトバンク担当=只松憲】