日本野球機構(NPB)と全日本野球協会(BFJ)は16日、8月1日に神宮球場で行われる野球伝来150年プロアマ記念試合の開催要項を発表した。プロのU23NPB選抜(後攻)とアマの大学・社会人選抜(先攻)が戦う。プロは、侍ジャパン・トップチームの栗山英樹監督(61)が率いる。同監督にとって、昨年12月の就任後、最初の実戦となる。トップチームでコーチを務める白井、吉村、清水、吉井の4コーチもコーチとして参加する。アマは、社会人日本代表監督を務めてきた石井章夫氏(57)が率いる。大学日本代表監督の九産大・大久保哲也監督(59)がコーチに加わる。

各チーム24選手は7月4日に発表。U23NPB選抜は、99~04年生まれの選手および全新人選手が対象となる。各球団2人ずつを原則に栗山監督が選考する。なお、DH制を採用する。

▽U23NPB選抜・栗山監督 野球伝来150年という記念すべき試合のU23NPB選抜の監督を任せていただき光栄です。ファンの皆さんには、球界の未来を背負う若い選手たちが活躍するのを楽しみにしていただきたいと思います。また3月開催予定であった強化試合が中止となり、初めてコーチの皆さんと試合に臨むのでベンチ内の動きなども確認していきます。

▽大学・社会人選抜・石井監督 野球の長い歴史の節目となる記念試合で監督を務めさせていただけるのは、大変光栄です。次の時代に向かっての野球の新たなスタートとなる試合が実現できればと考えております。今回の選手たちは、相手のプロの選手たちとは、これまでのキャリアで何度か対戦したことのある相手もいるはずです。アマチュア代表にふさわしい戦いをお見せできると思います。