巨人石川慎吾外野手(29)が、執念の今季初安打でチャンスメークに成功した。同点の7回先頭、投手戸郷の代打で登場すると、DeNAエスコバーに追い込まれながらも粘り、8球目の外角156キロ直球を右翼線際にはじき返す二塁打。二塁ベースに到達すると、パチンと手をたたいて喜んだ。代走増田大と交代でベンチに下がっていくと、東京ドームから大きな拍手でたたえられた。

石川は17日の中日戦(バンテリンドーム)の同点の8回2死満塁、しびれる場面で今季初打席に立つも3球三振。それ以来の2打席目でしっかりと結果を残し、存在感を示した。