阪神近本光司外野手(27)が、土壇場で試合を振り出しに戻した。

1点ビハインドの9回2死二塁、広島栗林のフォークを捉え、しぶとく一、二塁間を破った。同点適時打で今季8度目の猛打賞。広島の守護神を打ち破り、二塁ベース上では冷静に何度もうなずいた。

初回には中前打で、自己最長をさらに更新する20試合連続安打。5回には右前打を放ち、打率を3割に乗せていた。

続く4番佐藤輝が死球。2死一、二塁となり5番大山が右翼最深部へ特大飛球を放つも、これを広島中村健が背走しながらスーパーキャッチ。試合は3-3の同点で2試合連続の延長戦に突入した。

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