ソフトバンクが恒例イベント「鷹の祭典」の今季初戦で、惨敗した。試合前に、選手やコーチら計8人の新型コロナウイルス陽性が判明。大幅なメンバー変更を余儀なくされ、苦戦を強いられた。

1度は予告先発が発表されていた和田毅投手(41)もコロナ陽性で、早大の後輩にあたる大竹耕太郎投手(26)が今季初先発。だが3回に安田の適時打とレアードの3ランで4点を失った。結局、5回途中4失点で降板。先輩の無念を晴らせなかった。

この日は主砲の柳田悠岐外野手(33)にも、何らかのアクシデントがあった模様で、47試合ぶりに先発を外れた。迫力を欠いた打線は3回2死一、二塁で3番に入った今宮健太内野手(30)が凡退。4回には左飛で二塁走者の牧原大成内野手(29)が飛び出し、併殺となるミスもあった。8回には周東佑京内野手(26)の適時打で1点を返したが、1死満塁で今宮が併殺打。序盤のビハインドをひっくり返せなかった。

今年の鷹の祭典は「もっと! もっと! もっと! ホワイト☆」という、白をベースにした鮮やかなデザインの特別ユニホームを使用。来場者に配布され、スタンドも真っ白に染まった。だが4万人を上回り、今季ホームゲーム最多となったファンを喜ばせることはできなかった。

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