希代のスラッガーゆえの記録といえる。西武中村剛也内野手(38)の通算三振数が1955となり、清原和博氏の日本記録に並んだ。

▼中村が8回に空振り三振を喫し、清原(オリックス)に並びプロ野球最多の通算1955三振を記録した。初三振は03年9月28日日本ハム戦でミラバルから。清原は2338試合に出場したが、中村はこの日が1913試合目。通算1000三振以上で、試合数より三振数が多いのはブライアント(近鉄=773試合で1186三振)と中村だけだ。通算三振記録は68年に野村(南海)が1位となり、86年6月14日に衣笠(広島)が更新。その後は00年6月1日に秋山(ダイエー)04年4月4日に当時巨人の清原が塗り替えた。秋山→清原→中村と、三振記録1位は西武の4番で活躍した打者が続いている。なお、2人の三振内訳は清原が空振り1608個、見逃し347個で、中村は空振り1659個、見逃し296個。