BIGBOSSの執念が、実った。日本ハム宇佐見真吾捕手(29)がセーフティースクイズを決めて、投手戦の均衡を破った。

0-0の5回1死一、三塁。カウント2-0から宇佐見が敢行したスクイズはファウルに。1度は逃したチャンスだったが、諦めない。カウント2-2から一走の浅間大基外野手(26)が二盗を決め二、三塁とすると、フルカウントからの7球目、宇佐見が、この打席2度目のスクイズを、今度はきっちり一塁方向へ転がした。三走の清宮幸太郎内野手(23)が本塁へ滑り込み、待望の先取点。これには、新庄剛志監督(50)もベンチ最前列へ飛び出し大喜び。リードでも先発の加藤貴之投手(30)を引っ張っていた宇佐見は「フォア・ザ・加藤さん」と、喜んだ。