広島が今季8度目の完封負けを喫し、6月27日以来の勝率5割復帰を逃した。

先発の床田寛樹投手(27)は8回を投げ抜き3失点と力投したが、打線の援護なく、今季6敗目となった。本拠地阪神戦の黒星は19年8月3日のみで、21年3月31日から4連勝中だったが、記録は途絶えた。

打線も阪神先発アーロン・ウィルカーソン投手(33)を打ち崩せず、三塁を踏めなかった。試合前まではプロ野球記録に並ぶ、3戦連続満塁本塁打を放っていた打線だったが、この日は鳴りを潜めた。プロ野球史上初の4戦連続満塁弾も生まれなかった。

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