阪神ドラフト7位の中川勇斗捕手(18)が、攻守で指揮官から絶賛される働きを見せた。2軍オリックス戦に「8番捕手」で先発。初回2死一塁、先発秋山のワンバウンドの投球を体で止めると、二進を狙った一塁走者来田をストライク送球でアウトにした。2回の第1打席では13球投げさせ四球で出塁。4回には左前打を放った。平田2軍監督も「1軍で投げていた投手と物おじせずにやっている。ハートが違う。プロで何年もメシ食っているような雰囲気を持っている」とうなった。

○…育成の岩田が、10試合連続無失点で支配下登録へ猛アピールを継続させた。2軍オリックス戦の7回に2番手で登板。サイド左腕は右打者の元を中飛に打ち取り、左打者の渡部を遊飛、宜保を空振り三振に仕留め1回無失点に抑えた。支配下登録期限(今月31日)目前で好調を維持。平田2軍監督は「右(打者)からでも問題ない。何としても支配下になりたいというさ。マウンドで出ているよね」と気迫あふれる投球に目を細めた。

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