約1カ月半ぶりに先発した日本ハム根本悠楓投手(19)が、オリックス吉田正尚外野手(29)の1発に泣いた。

立ち上がりは走者を許しながらも粘りの投球で、2回1死満塁の大ピンチも切り抜けた。しかし、3回は先頭打者へ四球を与えると、1死一塁で吉田正に先制10号2ランを被弾。外角低めへの128キロのスライダーを右中間スタンドまで運ばれた。5回3安打2失点、3四球で降板。

「制球を乱してから、修正まで時間がかかってしまい、いいリズムで投げることができませんでした。5回を2失点でまとめることはできましたが、まだまだ反省点はたくさんあるので、1つ1つクリアしていきたいです」とコメントした。

京セラドーム大阪は4月1日にプロ初先発し、4回途中1失点でプロ初黒星を喫していた。今回はリベンジを誓ったマウンドだったが、相手主砲の一振りにやられた。