日本ハムが京セラドーム大阪で今季初勝利を挙げた。昨季から9連敗中だったが、打線の奮起とオリックスの追い上げを交わして逃げ切り、新庄剛志監督(50)にとっては今季9戦目で“大阪初勝利”となった。

投打のヒーローは道産子だった。投は先発した北海道・白老町出身の根本悠楓投手(19)が7回途中まで1失点の好投で2勝目。打は北海道・八雲町出身の片岡奨人外野手(24)が2回にプロ初安打を放ち、谷内亮太内野手(31)の先制2点適時二塁打につなげた。6回には2安打目となる中前打で好機を広げて、梅林優貴捕手(24)のプロ初打点となる2点中前適時打を呼び込んだ。

BIGBOSSがチャンスを与えている若手たちが躍動して大阪での負の連鎖を止めた。試合後の新庄監督は「根本くんは今シーズン一番のピッチング。今日みたいにストライク先行でフォアボールを出さなければかなり勝てる投手になる」と、広報を通してコメントした。

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