巨人が逆転負けを喫し、連勝が4で止まった。初回に4番岡本和の適時打で先制し、追いつかれた直後の3回にはポランコの適時二塁打で再びリードを奪った。だが、先発メルセデスが5回途中までに10安打を浴びて3失点で降板。打線も4回以降は2安打無得点と抑え込まれた。原監督は「ちょっと、打たれすぎだね。やっぱりなかなか、攻撃にもリズムが出てこないね」と振り返った

惜敗にも光明はある。新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱していた今村、赤星、平内がそれぞれ無失点で1軍復帰戦を飾った。原監督は「上げてきた3人がいいスタートを切ってくれたな、というところがよかった」とうなずいた。連勝はストップし、5位広島にも0・5差に迫られた。つかみかけた上昇気配を手放さないためにも、指揮官は「また、切り替えて」と連敗阻止を誓った。

▽巨人メルセデス(5回途中3失点で降板し、7戦連続勝ちなしの5敗目)「要所でボールが甘くなり打たれてしまい粘り切れなかった。長いイニングを投げられずチームに申し訳ない」

▽巨人岡本和(1回2死二塁から先制適時打で6試合連続安打)「外のカットボールをしっかりと捉えることができた」

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