阪神ドラフト1位の森木大智投手(19)が、6回4安打3失点、4奪三振でデビュー戦を終えた。最速は154キロをマーク。前半打たれた安打は、初回の大島の中前打のみだ。

しかし6回につかまった。中日先頭のレビーラに左前打で出塁を許した。土田には犠打、代打滝野を一ゴロに仕留め2死三塁で岡林に152キロの直球を捉えられ、1点を失った。続く大島は申告敬遠で塁を埋め2死一、二塁としたが、阿部に141キロの変化球を打たれ、右越え適時二塁打で3点目を失った。

「(1軍)初登板でしたが、思い切って自分のボールを投げ切ることはできました。ただ、6回に捕まってしまったのは反省点ですし、今後の課題としてこの経験を次に生かすように頑張っていきたいです。ここからチームが逆転勝利してくれることを信じてしっかり応援します」

5回まで持ち味を存分に披露したが、球団初の高卒新人プロ初登板初勝利はなくなった。右腕がベンチに戻ると球場に駆けつけたファンはあたたかい拍手を送った。

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