楽天早川隆久投手(24)が5回6安打2失点で今季8敗目を喫した。

3回に泣いた。1死から4連打を浴び、2点を先制された。それでも4回以降は走者を許さず。5回まで81球を要し、試合をまとめ、降板となった。「中継ぎ陣の連投が続いているなかで長いイニングが投げられず、負担をかけてしまい申し訳ないです」と悔いた。

7月14日にコンディション不良のため出場選手登録を抹消。8月28日ロッテ戦で、ようやく1軍に復帰できた。復帰初戦は5回11安打8失点。石井GM兼監督は体の状態面を考慮し、早めの継投を決断した。「復帰して2つ目の登板、前回もちょっと負荷がかかった。(5回と6回の)イニング間も長くなるので、あのへんで、ですかね」と説明した。

7月3日以来の勝利はお預けとなったが、本来の投球を取り戻しつつある。指揮官は「徐々に球の力っていうか、彼のフォームの間合いだったり、前回とはまた違ったものを出してくれた。次の登板ではもう少し球数を増やして負荷をかけられるかな。全体的に出力も出てましたし、ここから何試合か先発はあるので、そこに期待したい」と高評価していた。

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