阪神ドラフト1位ルーキーの森木大智投手(19)が、1軍に合流した。9日からのDeNA2連戦(横浜)での先発が見込まれる。ただ6日のヤクルト戦が悪天候で試合開催が危ぶまれており、現時点では再びローテーションが変更される可能性もある。

8月28日の中日戦(バンテリンドーム)でプロ初登板初先発し、初黒星。1度出場選手登録を外れていたが、再びチャンスが回ってきた。森木は「勝ってくれってことだと思うので。矢野さんも今年最後なので。取ってもらった分、良いピッチングして勝利に貢献したいなと思っているので、それはずっと思っていることなので、成し遂げたいと思います」と力強く必勝を誓った。

この日は甲子園で藤浪とキャッチボールを行い、「やっぱり強いボールを投げられているので、ボールの強さというのは参考にはなりますね」と先輩との貴重な時間をかみしめた。

プロ初登板は黒星こそ喫したが、5回まで0封するなど、ポテンシャルの高さを示した。その後は中5日で3日のウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)に先発。球数を考慮しながら49球を投げ、3回途中4失点でマウンドを降りていた。

5日に西勇が出場選手登録を抹消され、登板間隔を空けることから今回のチャンスが巡ってきた。1軍2戦目の先発マウンドで、念願のプロ初勝利を目指す。

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