DeNA今永昇太投手(29)が、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。19年5月以来、自身2度目の受賞に「狙ってとれるものではないですし、素直にうれしいです」と笑顔で話した。

8月は5試合に先発し、球団の左腕では権藤正利以来となる65年ぶりの5勝を挙げた。防御率1・25と抜群の安定感を誇って、球団2位タイの月間18勝を挙げたチームをけん引した。

「大貫投手や浜口投手、クローザーの山崎康晃さんも、みんないい投球してる中で投手を少しだけ引っ張れたかなと思いますし、決して僕だけじゃなく、僕に数字がついただけであって、他の投手と一緒に頑張ったかなと思います」

チームは現在、2位につけ、首位ヤクルトを追いかける。残り25試合の9月の戦いに向け「勝つことと、プラスアルファで何かチームにもたらさなければいけない。自分に求められてるものから決して逃げずに、自分もそういう立場なんだとしっかり自覚して、投げていきたいなと思います」と力を込めた。

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