日本ハムの元監督で、現在は米メジャー・エンゼルスの選手育成コーチを務めるトレイ・ヒルマン氏(59)が、試合前のメモリアルピッチセレモニーに登板した。北海道移転当初から、7年間着用したユニホームで試合に臨む「FIGHTERS CLASSIC」の一環。リーグ連覇時に活躍した新庄監督や森本稀哲氏(日刊スポーツ評論家)らOBがバックを守った。ノーバウンド投球を披露したヒルマン氏は「年寄りとしては、まずまずの登板だったと思います。マズマズ」と、日本語を交えて振り返った。

同氏は新庄監督と04~06年にともに戦い、06年には日本一に輝いた。試合前にはBIGBOSS STAGE上に並んで座り談笑。「あそこに上がるのに入館料みたいなのが取られたので、まずはそれでちょっとムカッとしました」とユーモアたっぷりに明かした。「監督に就任したときに少しやりとりしましたけど、あの時と全く変わらない気持ちで今指揮を執っている。いつかこのチームは勝てるようになるということを信じていることが、よく分かりました。良い監督になると思います」と目を細めた。

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