ソフトバンクのリチャード内野手(23)が、1軍に昇格した。今季はオリックス先発の宮城大弥投手に4打数4安打2本塁打の好相性。藤本博史監督(58)は「映像を見る限りいい形で打ってる。宮城と相性がいいし、状態もいいということで今日は即スタメンで使います」と、若き大砲に期待を寄せた。代わって不振のジュリスベル・グラシアル内野手(36)が2軍再調整となった。

リチャードはウエスタン・リーグで84試合に出場。打率2割2分も、24本塁打、71打点はリーグ2冠の成績だ。特に9月は12試合で7本塁打と量産態勢に入っており、前日17日の同リーグ阪神戦(鳴尾浜)では2打席連発を放っている。

2位オリックスとの直接対決第2ラウンド。初戦は完封負けを喫し、優勝マジック「9」を減らすことができなかった。鷹のロマン砲でリーグ優勝を加速させる。