優勝へマジック6のヤクルトが、仕切り直しの変則6連戦で2年連続のリーグ優勝を決める。

19日阪神戦(甲子園)の中止が前日18日夜に決まったため、チームは19日午前中に帰京。10連戦は回避されたが、20日巨人戦(東京ドーム)→21日中日戦(バンテリンドーム)→22日中日戦(神宮)→23日からDeNA3連戦(神宮)と球場、相手が細かく変わる変則日程が待ち受ける。最短Vは22日で、本拠地での胴上げの可能性も高まったが、高津監督は「全く何とも思いません。一生懸命、戦うだけだと思っています」と目の前の試合に集中する。

19日に先発予定だった石川はスライドせず、20日は中7日で原が先発。コロナ感染で離脱した高橋、小沢に代わり、ドラフト1位ルーキー山下、高卒4年目右腕の市川も先発候補として準備を進める。昨季は横浜で決めたリーグ制覇。今季は神宮で決めてみせる。

○…村上が20日の巨人戦(東京ドーム)で、日本選手最多となるシーズン56号本塁打を狙う。18日阪神戦は無安打に終わったが、第1打席で藤浪からフェンス際まで伸びる大きな飛球を放った(記録は右飛)。今季東京ドームでは9試合で打率2割3分5厘、2本塁打と相性は良くないが、2発はいずれも印象深い満塁弾。13日に55号を放った巨人から、記録更新のアーチをかける。

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