プロレスラー蝶野正洋(59)が、DeNA-巨人22回戦(横浜)で試合前のセレモニーで三浦大輔監督(48)と1球対決した。

「I☆YOKOHAMA SERIES」のスペシャルユニホームでグラウンドに登場。「ど真ん中にお願いします」と懇願した蝶野に対し、三浦監督は山なりのボールを投じたが、バットが空を切った。

蝶野は「話が違うじゃん」と突っ込みながら、「いいボールでした。ありがとうございました」と感謝した。セレモニー後、取材に応じ「昨日、家で10回、素振りの練習して、もうちょっとまともに振れてたんですけど、観客の前に上がることも久しぶりだったので、ほとんど何も見えてなかったですね」と笑った。

試合前取材で三浦監督が「誰が食らうんですかね? ちょっと聞いてないから、わからないですけど」と興味津々だったビンタは、DB.スターマンが食らった。その後、取材にも登場したスターマンの左の頬にはばんそうこうが貼られていた。

日本一を達成した98年に蝶野のプロレスの試合にセコンドとして、三浦監督や鈴木打撃コーチが参加するなど、20年以上の交流がある。「さっき、2人がまた見に行きたいって言ってたんですよ。オレは今、(故障で)試合をやってないので、武藤さんの引退試合が来年の1月にあるんで、そこに上げちゃえばいいのか」と三浦監督と鈴木コーチが再びリングに上がるプラン? をぶち上げた。

チームを救済する意味も込め、背番号「119」のユニホームを着用。蝶野は「逆転優勝はまだできるって、監督はさっき言ってたんでね。あきらめてないって」と三浦監督との会話を明かし、グラウンドでチームに闘魂を注入した。

【関連記事】DeNAニュース一覧