ヤクルトのドラフト1位左腕、山下輝投手(23)はプロ初登板初先発を5回途中、9安打3四球2失点で終えた。

初回、いきなり中日岡林、大島の左打者2人に連打を許した。続く阿部を内角直球で一ゴロ併殺に仕留めるなど、無失点でしのいだ。2回も2死二、三塁と得点圏に走者を背負ったが、2度目の対戦となった岡林を今度は一ゴロに抑えた。

毎回走者を出しながら4回まではゼロで踏ん張った。5回、四球と安打で2死一、三塁とピンチを広げ、2連続で適時打を打たれた。走者を二、三塁に残して降板。ヤクルトの新人では13年4月の小川以来となる初登板初勝利はつかめなかった。

山下は球団を通じて「初登板ですごく緊張しましたが、ミーティングでどんどんゾーン内で勝負していこうという言葉をいただいたので、ランナーを背負うことがたくさんありましたが、何とか粘って投げることができたとは思いますが、もう少しリズムよく投げて流れをつくりたかったです」とコメント。

また3回2死走者なしで迎えたプロ初打席では、中日高橋宏から二塁へプロ初安打を放った。

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