「村神様」が封じられた首位ヤクルトが連敗し、優勝マジックは4で連日の足踏みとなった。日本選手最多のシーズン56本塁打の期待がかかる村上だったが、この日も3打数無安打。これで13日巨人戦で55号を放って以来、7試合、31打席連続ノーアーチ。2位DeNAとの直接対決3連戦の初戦を落とし、最短優勝は25日にずれ込んだ。
雨脚の強まる神宮に燕党のため息が響いた。7点を追う9回1死走者なしで村上の第4打席。DeNA中川の5球目はホームベース手前でワンバウンドとなり、四球で一塁へ向かった。
第3打席まで浜口に封じられた。2回先頭では高め145キロ直球に空振り三振。4回1死二塁では9球目の141キロ直球を二ゴロ。6回2死走者なしの第3打席も3球目の真ん中高め直球を引っかけて二ゴロに終わった。6日時点で3割4分1厘あった打率は3割2分5厘まで急降下。この日4打数1安打で3割2分とした中日大島に5厘差まで接近された。
主砲ばかりに頼れない打線は、9回にオスナの3ラン、内山壮の2ランで2点差まで追い上げたが、あと1歩及ばず。高津監督は「最後は追い上げムードにはなりましたけどね。また明日、違った展開でいいゲームがしたいと思います」と切り替えた。【鈴木正章】



