今季限りでの現役引退を表明したソフトバンク明石健志内野手(36)が、引退選手特例で1軍に昇格した。

ノック、ティー打撃、フリー打撃などをこなし、代打で出場予定のロッテ戦に備えた。ダイエー入団では唯一の現役野手。練習後は、ダイエー入団で唯一の現役投手となった和田毅投手(41)と、ダイエー時代のユニホームを着て肩を組んだ。ユニホームは、この日のためにお互いが持参したという。

藤本博史監督(58)は「明石が気持ちよく打席に立てるように。その前になんとかいい形にしておきたいですね」と、プロ19年目のベテランに花を添えるべく、意気込んだ。