雨脚が収まり始めた午後6時過ぎ、試合開始へ向けた準備が始まった。

20人近い係員が二手に分かれ、まず、両ファウルゾーンにあるブルペン周辺にたまった雨水をかきだした。その後、マウンドや各ベースにかけられたブルーシートをはがした。

本塁周辺のアンツーカーには布状のものをあて、水を吸い取っていった。同時にトンボでならした。その様子を、つば九郎が心配そうに眺めていた。

午後6時20分には、雨もほぼ止み、クラブハウスから両チームの選手たちがグラウンドへ戻ってきた。

当初の開始予定は午後6時だったが、4時半ごろ、雨脚が一気に強まり、DeNAが屋外練習を取りやめ。雷も鳴った。開始予定を6時20分、6時45分、さらに7時と、3度にわたり遅らせる場内アナウンスが流れた。

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