ヤクルト高津臣吾監督(53)が、懸命な作業でプレーボールができる状態に復旧させた、球場スタッフに感謝した。

試合前の豪雨によって、外野は冠水状態で「僕も長く神宮でプレーさせてもらってますけど、あそこに水がたまるっていうことは初めて」。トンボやモップでかきだし、6時に予定していた開始時間が、1時間半遅れながら7時半に始まった。

試合も14安打8得点で終始主導権を握ったまま勝利を収めた。同監督は「1時間半遅れましたけど、遅れてでもプレーボールがかかったというのは本当に作業してくれたみなさんに感謝してます。また勝つ試合が見せられたのは、大変だったけどいい1日だったと思いますね」と、苦労しながらもぎとった勝利に充実感を漂わせた。優勝マジックを2に減らし、29年ぶりの2連覇に王手をかけた。

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