今夏の全国中学校体育大会で優勝した北海道の2選手が、試合前に表彰を受けた。

札幌白石中の黒田一瑳(3年)は競泳男子自由形の50メートル、100メートルで2冠を果たし、札幌簾舞中の舛田快理(3年)は陸上男子100メートルに出場し、10秒72で初優勝した。

札幌ドームの大観衆の中で表彰され、黒田は「レースより緊張した。これだけの観客の中に立った経験は、今後の競技人生に生きると思う」。舛田は小4~小6まで札幌簾舞ヤンキースの投手兼外野手だったこともあり、「実際に伊藤大海選手に会い、テレビで見るより体ががっちりしていた。僕もああいう体になりたい」と刺激を受けていた。