プロ初登板の日本ハムドラフト1位ルーキー達孝太投手(18)が、3回1安打無失点で降板した。

初回2死から連続四球で2死二塁とするも、後続を断ち無失点。3回1死から小深田大翔外野手(26)に左前打を許すも、続く浅村栄斗内野手(31)を右飛に打ち取り、その後、小深田の二盗を宇佐見真吾捕手(29)が刺し、この回も無失点に抑え、ベンチに戻って新庄剛志監督(50)とグータッチした。達は「緊張はなく、いつも通り自分のボールが投げられました。いい課題がみつかったので、それを来年に生かしたい」と振り返った。

4回からはドラフト5位の畔柳亨丞投手(19)が2番手で登板し、1回1安打無失点に抑え「久しぶりに大舞台で投げられて楽しかったですし、自分の持ち味である真っすぐで押せたことは自信になりました」。5回からはドラフト7位左腕の松浦慶斗投手(19)が、ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」の音楽に乗って登板。1死二塁から山崎剛内野手(26)に左越え適時二塁打、続く小深田に右中間適時三塁打を浴び、2失点した。

松浦が、チームにとっては今季68人目の1軍出場選手。19年のオリックスを上回り、BIGBOSSはプロ野球の1シーズン最多起用人数を更新した。

【ニッカン式スコア】25日の日本ハム-楽天戦詳細スコア