プロ野球の斉藤惇コミッショナーが25日、セ・リーグ2連覇を達成したヤクルトを祝福し、コメントを発表した。

以下はコメント全文。

「昨シーズン、パ・リーグ覇者オリックスとの激闘を制し9年ぶりにセ・リーグに日本一をもたらした経験を自信に変え、セ・リーグ連覇を勝ち取った見事な戦いぶりに、心から賛辞を贈ります。高津臣吾監督のチーム掌握術や采配にはますます磨きがかかり、日本生命セ・パ交流戦ではパ・リーグ全球団に勝ち越して完全優勝を果たし、2年連続のセ・リーグ勝ち越しに大きく貢献されました。5月24日に首位に立つと、一度もその座を明け渡すことなく、7月2日にはNPB史上最速でマジックナンバー「53」が点灯するという他を圧倒した勢いには目を見張るものがありました。

チーム一丸となり全員野球でつかんだ連覇であったと思いますが、若き主砲・村上宗隆選手が放つ本塁打がチームに勢いを与えたことは言うまでもありません。22歳にして誰もが認めるNPBを代表する4番打者に成長されました。クライマックスシリーズ突破という次のハードルは控えていますが、日本一連覇にも大いに期待したいと思います」