新サヨナラ漢(おとこ)襲名ヤ! ヤクルト丸山和郁外野手(23)が、9回1死二塁で左中間を破るサヨナラ適時打を放った。今季ドラフト2位で入団し、4番村上宗隆内野手(22)と同じ99年度生まれの「村上世代」。新人の優勝を決めるサヨナラ打は史上初めて。8回のイニング途中に守備についた途中出場から、大仕事をやってのけた。以下、ビールかけ後の一問一答。
-サヨナラ打
丸山和 本当になんていうんだろ、感触は良かったけど、打球がどこに飛んだか分からなかったけど、見たら外野の間を抜けてくれたので。
-どういう意識
丸山和 振り負けないように、前で打つことだけを意識して打席立ちました。
-打席前に誰かから声を掛けられたか
丸山和 大松コーチから「腹くくってしっかり漢(おとこ)になってこい」といっていただいて、それで腹くくって打席に入ることできました。
-守備を評価されてチャンスを得た
丸山和 使っていただいているのでなんとかチームに貢献したいので、こういう形で貢献できて良かったです。
-新人のサヨナラ打で優勝が決まるのは史上初
丸山和 誰も打たないと思っていたと思うんですけど、自分ですら打たないと思っていたので。でもそうやって記録にも残ってくれたし、こうやってチーム優勝できて良かったです。
-入団会見で優勝に貢献したいと言っていた
丸山和 最後の最後でこうやって優勝に貢献できたのは、心の底からうれしく思います。
-サヨナラ打を確信した瞬間は
丸山和 ベース回った後っす。(打球)見てないっす。ベース回ったら、追い掛けていたんで、抜けてくれて良かったです。
-好投手エスコバーから
丸山和 原因は特にないと思いますけど、運が良かったのかなと。
-ビールかけ楽しかった
丸山和 楽しかったです。目痛いっす。
-タスキに「サヨナラ漢です」と書いたのは
丸山和 奥村さんです。