超大混戦3位争いへ、いざ-。4位阪神が26日、逆転CSをかけた27日からのヤクルト2連戦(神宮)に向け、甲子園で投手野手含めた全体練習を行った。開始前には井上ヘッドコーチが5分弱、野手の円陣でゲキを飛ばした。

27日に先発予定の青柳晃洋投手(28)はキャッチボールなどで汗を流した。終始リラックスした表情。巨人戸郷とハーラートップタイ12勝で並ぶ右腕は、7試合連続で勝ち星がついていない。自身最多タイ13勝目でチームに勢いを与えられるか。

3位争いは大混戦だ。3位巨人とは0・5差。広島とは4位で同率で並んでいる。阪神はヤクルトに2連勝すれば、試合のない広島と巨人を上回って単独3位となり、両球団を勝つしかないと状況に追い込みプレッシャーをかけられる。1敗でもすれば厳しい状況だけに、まずは27日必勝が求められる。約2時間の練習で決戦への準備は整った。