2連覇を目指す阪神は、降雨コールドによりソフトバンクとの首位攻防戦を引き分けた。2位ソフトバンクとのゲーム差は1・5のまま。

阪神先発のドラフト3位の桐敷拓馬投手(23)は7回5安打1失点の粘投。初回は2者連続三振から3者凡退と好スタートを切る。4回にソフトバンク真砂に左越えソロを浴び、先制点を許したが、崩れることなく最少失点にとどめた。

打線では、先制点を許した直後の4回2死。アデルリン・ロドリゲス内野手(30)が左前打で出塁。2死一塁から木浪聖也内野手(28)が左越え適時二塁打を放ち、同点に追いついた。さらに、7回の先頭打者・木浪が中堅フェンス直撃の二塁打。1死一、三塁の勝ち越し機となったが、雨が強まり、無念の降雨コールドとなった。

平田監督は「しょうがない。神様が『まだ明日頑張れ』ということ。まだまだ俺の頑張りが足りなかった。その分、選手たちは本当にソフトバンクさんも含めて、良い緊張感だった。お互いの1球1球、ワンプレーにかける思いがすごく伝わった」。マジック点灯はお預けとなったが、28日に向けて切り替えた。チームの最短Vは29日。条件はソフトバンクに2連勝のみとなっている。

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