ソフトバンクは西武に敗れ、連勝は3で止まった。2位オリックスが敗れたため、優勝マジックは1つ減って「3」。最短優勝は30日。

手に汗握る混戦となっているパ・リーグ。直近では14年10月2日にソフトバンクが最終戦でオリックスをサヨナラで下し、優勝した例がある。直近10年のパ・リーグ優勝決定日は以下の通り。

12年…10月2日、日本ハム。2位西武がロッテに敗れたため、日本ハムの3年ぶり6度目のリーグVが決まった。

13年…9月26日、楽天。楽天が球団創設9年目でリーグ初制覇。先に2位ロッテが敗れ、優勝マジック「1」で迎えた西武戦で勝利した。

14年…10月2日、ソフトバンク。シーズン最終戦で3年ぶりのパ・リーグ優勝。5連敗で迎え、勝てば優勝が決まる「10・2」。オリックス戦を延長10回1死満塁、松田のサヨナラ打で制した。

15年…9月17日、ソフトバンク。マジック「1」で迎えた本拠地西武戦で5-3。連覇を決めた。

16年…9月28日、日本ハム。現エンゼルス大谷翔平投手が、被安打1の完封。西武を下し、4年ぶり7度目の優勝を決めた。

17年…9月16日、ソフトバンク。マジック1で迎えた西武戦で圧勝。2年ぶりの優勝。

18年…9月30日、西武。優勝マジック1で臨んだ日本ハム戦には敗れたが、2位ソフトバンクも敗れ、10年ぶりの優勝が決まった。

19年…9月24日、西武。最大8・5ゲーム差からの大逆転劇。最後はロッテを12-4で下し、連覇を果たした。

20年…10月27日、ソフトバンク。ロッテに勝利し、3年ぶりの優勝。同年はコロナ禍で開幕が約3カ月遅れた。

21年…10月27日、オリックス。2位ロッテが敗れ、試合のなかったオリックスの優勝が決定した。同年は東京五輪開催のため、1カ月の中断期間を挟んだ。