阪神が勝利し、巨人と同率の3位に浮上した。9日ぶりにAクラスに復帰し、激しいクライマックスシリーズ(CS)進出争いに食らいついている。

中野拓夢内野手(26)がプロ2年目で初の初回先頭打者本塁打を放ち、4回は高卒2年目の高寺望夢内野手(19)が1死満塁で中犠飛で2点目を挙げた。

中軸も奮起。5回1死一、二塁で大山悠輔内野手(27)が左前適時打で1点を追加した。なお2死二塁では、原口文仁内野手(31)が中前適時打を放ち、4-0とリードを広げた。

4点の援護をもらい、先発青柳晃洋投手(28)は6回を6安打1失点でハーラートップ、2年連続の13勝目を挙げた。4試合ぶりにクオリティースタート(QS、6回以上、自責3以下)をマークし、相手の村上との勝負は、3打席で四球、二ゴロ、空振り三振だった。白星は8月2日の巨人戦以来。虎の大黒柱が復活し、逆転でのCS進出に望みをつないだ。

阪神は巨人と同じく残り2試合、5位広島は残り3試合となっている。

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