試合後、定年のため今季限りで引退する飯塚富司審判員(60)に、オリックス中嶋監督から花束が贈られた。

一塁塁審を務めた飯塚審判員は、この試合が今季最後の出場。試合が終わると、ラストプレーの記念球を受け取った。83年ドラフト3位で阪急に入団し、86年のドラフト3位で入団した中嶋監督とは同時期にプレーした元チームメートだ。横浜移籍を経て96年限りで現役引退後、審判員に転身、26年務めた。中嶋監督と握手を交わした飯塚審判員は「うれしいですね。こんなふうに祝っていただいて」と感謝。「60歳までできたのも諸先輩方のおかげです」と話した。審判員として昨季まで1397試合に出場している。