阪神湯浅京己投手(23)が、最優秀中継ぎ賞を獲得した。

両軍無得点の4回に登板し、1回無失点で43ホールド目を手にし、中日ロドリゲスと並ぶ45ホールドポイントを挙げた。球団では17年の桑原謙太朗とマテオ以来、5年ぶり6人目。独立リーグ出身の投手では史上初のタイトル獲得となった。

この日は本職の8回ではなく、先発西純に代わって4回から2番手で登板。松本友、キブレハンから宝刀フォークで連続三振を奪取。2死からオスナを遊撃中野の失策で出塁を許したが、続く宮本の打席で代走丸山和の二盗を坂本が阻止した。

球団を通じた試合中の談話では「いつも通り、打者に向かっていく気持ちで投げることができました。最終戦ということもあり、たくさんのファンの方々の前でアツアツな投球ができたと思います」とコメント。28試合連続無失点で今季最終戦を締めくくった。

4年目の今季はチームトップの59試合に登板し、2勝3敗、43ホールド、45ホールドポイントだった。

【関連記事】阪神ニュース一覧>>