今季限りで現役を引退した西武内海哲也投手(40)が、来季コーチとして入閣することが9日、分かった。2軍投手コーチのポストを任される見通し。今季も投手兼任コーチとして、2軍で若手の育成を担ってきた。

03年ドラフト自由枠で巨人入りし、エースとして2度の最多勝など数々のタイトルを獲得。18年オフにFAの人的補償で西武に移籍した。19年間で通算135勝。朝早くから練習に励む姿は最高の手本となり、温かい人柄で信頼された。

9月19日の引退会見では「若い投手をアドバイスしたことで、すごく良くなったり、喜んでくれたり、そういう時にすごくやりがいがあった」と、コーチのやりがいを口にしていた。現役最後の4年間を過ごした西武への感謝の思いが強く、そのまま残ることを決意した。選手との“二足のわらじ”から指導者1本となる野球人生。その新しい道を西武でスタートさせる。

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