阪神が逆転に成功した直後、再び横浜スタジアムに珍アナウンスが響き渡った。
1点を追う6回表、無死二塁から3番近本光司外野手(27)が右翼フェンス直撃の同点二塁打。さらに1死二塁、今度は5番原口文仁内野手(30)が左前適時打を放ち、ゲームをひっくり返した。
左翼席まで駆けつけた虎党は大騒ぎ。すると6回表終了後、ウグイス嬢が「大声を出しての観戦はおやめください」とアナウンス。さらにセンター後方の電光掲示板にも同様の文面が光った。
この日は4回表にも異例のアナウンスが流れていた。2点を追う4回2死、6番佐藤輝明内野手(23)がバックスクリーンに反撃の中越えソロ。左翼席が大いに盛り上がる中、「声を出しての応援はおやめください」とのアナウンスが響き、珍しい事態に球場全体がザワついていた。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、球場では大声を出しての観戦が禁止されている。