第1シードの日大三が2回戦を突破した。

3回に相手一塁手の悪送球で先制するも、4回まで安打1本と明大中野八王子の先発・大嶋遼投手(2年)を前に苦しい展開を強いられた。

5回には先発・安田虎汰郎投手(2年)が打ち込まれ、逆転を許した。だがその裏に1点を返し、なおも1死満塁のチャンスで打席に立つのは、3回から途中出場の池内仁海外野手(2年)。「来た球を強く振る気持ちだった」とストレートを打ち返し、それが再逆転の右前適時打となった。7回には岡村颯大内野手(2年)のソロ本塁打を含めた2得点、8回にも打者一巡の4得点でコールド勝ちを収めた。

小倉全由監督(65)は「本塁打が大きかった。よく捉えてくれた」と岡本を評価した一方で、打線について「まだまだこれから。来年夏にさらに良くなってくると思う」と先を見据えた。