ドラフト会議で指名がなかった関学大・佐藤太紀内野手(4年=関西学院)が23日、一塁ゴロで大学野球最後の打席を終えた。

阪神佐藤輝の弟で、187センチ、98キロの右打ちの大型内野手。0-4の8回1死で代打で登場し、カウント1-1からの3球目を打って一塁ゴロ。「上半身と下半身が一緒に前に行って、詰まってしまった。練習でできていたことが、できなかった」と悔しがった。大学通算成績は9打数1安打だった。公民の教職も取得済みだが、独立リーグ挑戦を経てNPBを目指す。「NPBに行ける選手になる。(兄とは)あまり進路の相談はしてないですね」。兄と同じステージに立てる日を目指し、新たな道を歩き出す。