4年目のシーズンを終えた阪神小幡竜平内野手(22)が18日、高知県内のチーム宿舎で契約更改に臨み、300万円アップの1400万円で更改した。

今季は49試合に出場し69打数13安打、打率1割8分8厘。4月24日ヤクルト戦(神宮)ではプロ初本塁打を放ったが、レギュラー奪取には至らなかった。「1軍の僅差のゲームで守備固めとして。スタメンは少なかったですけど、そこは評価してもらえたと思います」。

岡田彰布新監督(64)の方針でフェニックスリーグでは遊撃で固定起用された。指揮官も認める強肩を武器に、木浪聖也内野手(28)らとの遊撃争いを制し、来季5年目での飛躍に期待がかかる。

「プロ入ってからは常にレギュラー目指してやってますけど、その中でもすごい、来年はチャンスになってくると思う。そこでしっかりつかみ取れるように頑張りたい」と力強い。

秋季キャンプでは毎朝、早出特守に取り組む。新任の馬場内野守備走塁コーチからは、足のさばき方について学ぶ。「グラブ出すタイミングだったり、右足がつくタイミングだったり、そういうのが遅れると全てが遅れてくる。右足、グラブ出すタイミング、左足のつける位置を反復練習でやっています」。体に染みこませ、飛躍への下地を作る。(金額は推定)

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