阪神長坂拳弥捕手(28)が18日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、300万円増の1000万円で更改した。

6年目の今季は2年ぶりに1軍出場を果たし、梅野、坂本に次ぐ3番手の捕手として自己最多の27試合に出場。梅野の故障離脱もあり、5月下旬から6月末にかけてスタメンマスクでの出場機会を増やし、盗塁阻止率6割6分7厘(8盗塁刺、4許盗塁)と強肩で存在感をアピールした。長坂は「手応えは別にないですけど、もっとできたなっていう感覚は僕の中にあるので、そっちのほうが強いですね」と引き締めた。

打撃面では打率1割7分5厘、0本塁打、1打点に終わった。正捕手奪取へ「伸ばしていきたいのはずべてですけど、やっぱり打てないと試合に出続けられないと思うので、バッティングの方を重点的にやってます」と意気込んだ。

5月21日の巨人戦(甲子園)ではセーフティースクイズ&好リード&鬼肩で勝利に貢献し、自身初のお立ち台に上がり「めちゃめちゃシビれました!」と連呼したことが話題に。「強肩×シビれました」から、本紙が勝手に命名し、本人公認の「シビレーザー」が誕生した。来季は「シビレーザー」を定着させるべく、出番を増加させる。(金額は推定)

【契約更改 最新情報】はこちら>>