阪神西純矢投手(21)がキャンプ最終日の21日、大トリでブルペン投球を終えた。この日投球練習を行った投手の中で、最後にブルペンに登場。力強く32球を投げ込み、ラスト1球は帽子を飛ばしながらストライクを決めた。

「フォームの部分で少し左足の使い方を変えたりしていて、その再現性を高めるというところで反復練習して、すごく良くなってきているなという実感があります」と振り返った。「来年の目標は2桁勝利と規定投球回数を投げるというところなので、1年間ローテを回らしてもらうことが目標かなと思います」と力強かった。

岡田彰布監督(64)は今キャンプ、投手陣に「外角高めにスピンの効いた直球を投げ込むこと」「毎日ブルペンに入ること」の2点を命じていた。

シーズンでフル回転し、投げ込みを免除された伊藤将司投手(26)、浜地真澄投手(24)の2人以外は指令を実行。安芸で投げ込んだ日々を来春に生かす。

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