楽天は21日、来年5月16日のソフトバンク戦を岩手・盛岡市の「きたぎんボールパーク」で、同17日のソフトバンク戦を山形市の「きらやかスタジアム」で開催すると発表した。盛岡市での開催は2年連続17回目となるが、「きたぎんボールパーク」は来年4月にオープン。1軍公式戦は初めてとなる。山形市での開催は4年ぶり3回目。

公式戦開催が決定し、盛岡、山形の両市長がコメントを発表した。

 

谷藤裕明盛岡市長 楽天野球団様におかれましては、当市での1軍公式戦開催を決定いただき、心から感謝申し上げます。このプロ野球一軍公式戦は、「本物」に触れることができる大変貴重な機会であり、メジャーリーグで活躍する選手を輩出するなど、近年注目を浴びている岩手の野球のさらなる飛躍に繋がるものと存じます。また、開催場所である「きたぎんボールパーク(いわて盛岡ボールパーク)」は、岩手県と盛岡市の共同整備により令和5年4月のオープンを予定しております。新野球場初のプロ野球1軍公式戦となる今回の試合は、多くの県民・市民の期待を集めるオープニングイヤーを飾るにふさわしい一大イベントとなります。夢や憧れを与えてくれるプロの試合に、大人から子供まで多くの県民・市民が来場され、新野球場が熱気に包まれることを大いに期待しております。

 

佐藤孝弘山形市長 山形市の悲願であった1軍公式戦開催を決定いただき、楽天野球団様はじめ関係者の皆さまへ心より御礼申し上げます。山形市きらやかスタジアムでの開催は4年ぶりとなります。この間、新型コロナウイルス感染症や物価高騰など全世界を巻き込む困難な状況と戦い続けており、1軍公式戦開催は山形の人々に大きな希望や喜びとなります。山形市では野球の力で地域を官民一体で盛り上げていくため、今年10月に「楽天イーグルス山形市支援協議会」を立ち上げました。1軍公式戦開催をきっかけに、本協議会の活動にもより一層の弾みがつくものと思います。プロの真剣な戦いは、感動と勇気を与えます。是非、多くの皆さまから観戦いただきたいと思います。山形市は、選手・スタッフの皆さまが最高のパフォーマンスを発揮できるよう最高のおもてなしでお迎えいたします。