広島が24日、今季限りで現役を引退した白浜裕太捕手(37)とスコアラー契約を締結したことを発表した。

白浜は03年に広陵からドラフト1位で入団。今季まで球団捕手最長の19年プレーした。「(来年スコアラーとして)初めてというところを抜きにして、できる限り勝利に貢献できるように。スコアラーになるんだったら、やっぱり“白浜が一番だ”って他球団も含めて言われたいと思うし、やるんだったらそこを目指したい」。広島一筋の捕手人生を歩んだ白浜が、来年からはスカウトとして広島とともに戦っていく。

また、広島は菊池保則投手(33)と打撃投手契約を締結したことも発表した。菊池保は18年オフに楽天からトレードで入団し、今季まで4年で計143試合に登板した。戦力外通告を受けた際に打診を受けていたが、トライアウト後も他球団からオファーがなかったことで決断。「正直、トレードで来て4年間しかやっていないのに、球団に残してもらえると話をいただいたときには、気持ちは傾いていました」。球団に感謝し、第2の人生を踏み出す。

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