明大(東京6大学)が、中日ドラフト2位の村松開人主将(4年=静岡)が決勝のホームを踏み、1-0で国学院大(東都大学)に勝利。16年以来6年ぶり7度目の優勝。最多優勝記録を更新した。

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やっと、日本一をつかんだ。9回2死一塁、右前へ抜けそうな当たりを二塁手・村松が手を伸ばして捕球。優勝を決めた。大学野球最後の公式戦は、最高の結果に。「日本一を目標にやってきて、後輩たちにそれを経験させてあげられた。責任が1つ肩の荷が下りた感じがありました」。

1番打者としてつかんだ日本一は格別だ。今年2月に右膝を手術。リハビリ中は体について勉強し、ウエートトレーニングに力を入れ「体の使い方が前よりもよくなった」。今春リーグ戦は優勝したが、代打出場のみ。主将として悩み、野球ノートと向き合った。寝るのが午前2時になる夜もあった。6月の全日本選手権は準々決勝で佛教大に負け。それから「全国で勝つ」と掲げ、夏の厳しいキャンプも乗り越えた。

次のステージはプロ野球。「技術をレベルアップさせて、早く1軍で活躍できるように頑張りたい」。大学での経験をつなげる。