日本ハム浅間大基外野手(26)が“近藤大師匠先輩”の背番号8を受け継ぐことになった。21日、球団が発表した。この日、北海道・帯広市でトークショーに参加した浅間は、喜びを感じるとともに、その重責に身を引き締めた。打率3割を来季の目標に掲げ、大師匠の後に続く選手としてふさわしい活躍を見せつけるつもりだ。

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浅間は数日前、球団関係者から電話で背番号変更の打診を受けた。尊敬し「大師匠先輩」と呼ぶ近藤の“置き土産”「8」。「最初はびっくりした。ただただうれしい気持ち」。胸は躍った。この日のトークショーには、近藤のテーマカラーだった黄色のトレーナーを着て登場。「『惜別の近藤イエロー』で来た」と“近藤愛”をさく裂させた。

数々のスター選手がつけてきた伝統のある番号でもある。北海道移転時は金子誠、その後は西川(現楽天)、近藤…。「すばらしい選手がつけてきた番号なので責任感を持ってプレーしたい。8に見合った結果を出したいと思います」と語った。

今季は9月に右足の手術を受け、不完全燃焼でシーズンを途中離脱。出場は75試合にとどまり、規定打席にも届かなかった。来季は主軸として、打率3割到達を目標に掲げる。「まずは3割をクリアする。球場が狭くなるのでホームランも増やしたい」と意気込む。

8年間つけてきた26は「好きな番号」だが、けがに悩まされた記憶が強く残っている。いまも復帰途中だが、術後の経過は順調でキャンプインに照準を合わせて調整中。「体と相談しながら追い込むところは追い込みたい」。1桁の背番号をつけることで、精神的な支柱としての意識も高まった。「年齢的にも中堅になってきている。こういう世界なので、結果を出して背中で見せていけたら」。大先輩から託された背番号の重みを、躍進への原動力にするつもりだ。【石井翔太】

◆来季に背番号変更の主な選手 野村佑希内野手は「25」から、今季限りで退団したヌニエスが着用していた「5」に変更。松本剛外野手は「12」から、西川が楽天に移籍後、1年間空き番号だった「7」に変わる。玉井大翔投手は6年間着用した「54」→「19」。育成で再契約した王柏融は「3」→「199」に。

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