日本ハムは22日、今季まで中日に在籍したアリエル・マルティネス捕手(26)と契約合意に達したと発表した。1年契約で年俸8000万円プラス出来高(金額は推定)、背番号は「2」に決定した。

キューバ出身の強打の捕手は18年に育成契約で中日入団し、20年に支配下登録された。通算成績は169試合出場で打率2割7分4厘、12本塁打、44打点。今季はビシエドの不在時に4番を任されるなど主に左翼手として82試合に出場し、打率2割7分6厘、8本塁打、24打点だった。

マルティネスは球団を通じて「北海道日本ハムファイターズの一員になることができ、満足しているとともに感激しています。新しいチームメートとスタッフに会うのが今からとても楽しみです。大きな目標を持ち、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と、コメントした。

また稲葉篤紀GM(50)も球団を通じて「以前から目を引く選手でした。広角に打ち分けながらもパワーを兼ね備えたバッティングは、今のファイターズにおいて主軸となる可能性が十分にあります。リーグは違えど、既に3シーズンも日本の野球を経験しているのは大きな強み。26歳ですから、まだまだ伸びしろもあります。とても研究熱心と聞いており、相手投手の特徴をつかむのが上手いはず。おおいに期待しています」と、コメントした。

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