オリックスが22日、大阪市内で、レッドソックスへの移籍が決まった吉田正尚外野手(29)の退団会見を開いた。日本時間の16日に米国で会見を行い、背番号7の勇姿を披露。この日は、バファローズのチームメートにエールを送った。

「人生というか、野球というか。つらいこと苦しいことは8割近くあると思いますし、その中で2割、1割あるか分からないですけど、いいことっていうのはあると思う。我慢も必要ですし、向上心だったりそういう気持ちは忘れずにやっていった方が、いい方向にいく確率は高いんじゃないかなっていうのは自分の経験では今のところ言えます」

2度の首位打者、最高出塁率のタイトルを手にし、リーグ連覇、日本一の主役になった。周囲から見れば輝かしい野球人生でも、山あり谷ありだった。腰など故障との闘いも長かった。打っても打ってもチーム成績向上につながらない、やるせなさとも、向き合ってきた。あらゆる経験から生まれたエールだった。

エンゼルス大谷との対戦も、来季のメジャーを盛り上げる。日本では16年9月13日の対戦で二ゴロ、遊ゴロ、17年7月12日は一塁併殺で3打数無安打。「本当に大谷さんの偉大さっていうのはあっち行って感じますし。そして日本人として僕らも誇りに思いますし。そういう選手たちとともにプレーできるのは光栄なことだと思います」。まずは来年4月14日(日本時間15日)からの本拠地4連戦で二刀流右腕を待つ。【堀まどか】

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